金のなる木の植え替えと増やし方
金のなる木は、2~3年くらいで株が大きくなります。そうなると、鉢が小さくなってしまいますから、一回り大きな鉢に植え替える必要があります。
植え替える時期としては、春であれば4~6月、秋であれば9月が適期です。ただし、真夏の時期には植え替えは避けるようにしましょう。また、冬越しで傷んでしまった場合は、傷んだ根や葉を整理した後に、小さめの鉢に植え替えるようにしましょう。
用土は金のなる木専用の培養土か、もしくはサボテン用のものを使います。金のなる木は、挿し木や葉ざしによって増やしていくことが出来ます。
挿し木や葉ざしを行なうのは5月から8月の間が良いでしょう。挿し木の場合は、枝をその先端から5~20センチくらいの長さに切り取って土に挿します。ただし、枝を切り取ってからそのまま土に挿してしまうと、その切り口から腐ってくることもあります。
ですから、切り取ったさし穂はいったん日陰に置いておき、その切り口を乾かしてから土に挿すようにした方が良いでしょう。さし穂が大きい場合は、それを鉢に挿しておいただけであっても、鉢物としてある程度見栄えのするものになるでしょう。
葉ざしの場合は、枝から葉を取ってその切り口をよく乾燥させてから、川砂に切り口の部分から浅く挿していきます。その状態で大体1ヶ月くらい経過すると、内に挿した基部のあたりから芽が出てくるはずです。そのままある程度成長したところで鉢に植え替えればOKです。