金のなる木のバリエーション
金のなる木は、特に病虫害にかからないために、非常に育てやすい植物です。また、とても丈夫であるために特に手入れをする必要もありません。ですから、初心者であっても育てるのが難しくなく、多くの人から人気があるわけです。
その花を楽しみたい場合は、充分に日光に当ててしっかりとした丈夫な株を作ることが大切です。そして、夏以降になったら枝を切らないようにすることも重要なポイントです。
金のなる木は、その品種によって花が咲くものと咲かないものとがあります。従来品種である花月の場合は50センチから1メートルの大株にならなければ花は咲きません。しかし、園芸品種の中には、花付きのよい品種もあるようです。その場合には、1ヶ月以上にわたって花を楽しむことも出来ます。
金のなる木には色々な仲間があり、その葉っぱのバリエーションも非常に富んでいます。小さな葉っぱが特徴の姫花月(ヒメカゲツ)、明るい葉色が特徴的な黄金花月(オウゴンカゲツ)や姫黄金花月(ヒメオウゴンカゲツ)、葉にクリーム色やピンク色の模様が入るカラフルな落日の雁(ラクジツノカリ)、青味が強い葉が特徴的なブルーバードなどがあります。
また、変わったところでは、葉が短いこん棒状に変化したゴーラムというものもあります。このゴーラムは、別名「宇宙の木」とも呼ばれています。