金のなる木の育て方

水やりと土の管理

 

金のなる木は、その茎にも葉にも十分に水分を貯えることができるために、多少水やりを忘れてしまっても枯れてしまうようなことはほとんどありません。そういう点においては、金のなる木は手間がかからず、容易に育てることの出来る植物であるといえるかも知れませんね。

 

基本的には一年を通して乾かし気味に管理するようにします。あまり頻繁に水を与えていると、かえって根が腐ったりしてしまいますから注意して下さい。

 

冬の時期は、土の表面が乾いて4~5日経ってから水を与えるようにしましょう。したがって、月に1回から2回程度水を与えれば良いわけです。

 

夏の時期は土の表面が乾いてから水を与えるようにしましょう。夏の時期には、特に過湿が原因で腐らせてしまうケースが多いですから、他の草花と同じような感覚で水やりをしないように注意することです。

 

肥料は生育期に2ヶ月に1回程度与えればOKです。固形の肥料を置き肥するか液体肥料を水やり代わりに与えれば良いでしょう。ただし、真夏には肥料を与えないようにします。

 

金のなる木の用土には、川砂を主体とした水はけの良い土が適しています。大体の目安としては、川砂と小粒の赤玉土、そして腐葉土を4:4:2の割合で混ぜると良いと思います。一番簡単なのは、市販されている多肉植物用の培養土などをそのまま利用することですね。